出産奮闘記④~いきみ逃しの方法~
先日ファラ男が生まれて3ヶ月が経ちました。
体重は6kg近くなり、抱っこしている腕や肩が悲鳴を上げています…
夫にお願いしてマッサージしてもらうも、暖簾に腕押し糠に釘…
そこで年末年始日本に一時帰国していた方にお願いしたのがこれ
元々肩こりがひどくて、過去何回かお世話になった事のあるマグネループ
つけてから首回りの血流がぐんぐんぐんぐん流れていく!!(気がする)
腱鞘炎になりかけている右腕もちょっと楽になった!!(気がする)
騙し騙しやるしかないですね。あー整体と温泉に行きたい…涙
それでは本編へ。
バランスボールを渡されレッツ・エクササイズ☆
座ってひたすら上下にバウンス…
因みに部屋には夫と私の二人だけで、看護師さんも助産師さんもいない状態。
徐々に強くなってくる陣痛を対処するためのいきみ逃しの方法やタイミングを教えてくれる人は誰もいず…
妊娠中に使っていたアプリの記事などを、斜め読み程度にしか読んでいない私のたどり着いた結論は
「とりあえず息を吐く!」
という事で、痛みが来たらバウンスを止めて口から息を吐く
そしてもう一つ実践したのが
「赤ちゃんに話しかける」
どういう事かというと、陣痛が来ている時はお腹の中の赤ちゃんも苦しい状況なので
「辛いねー」「怖くないよー」「大丈夫だよー」
と、話しかけて励まして安心させてあげるのが良いのだとか。
多分痛みに集中しちゃうと精神的に辛くなって痛みが助長されてしまうから、それを避けるための方法なのかなと解釈したのですが、これが意外に効いた(気がする)
どんどん陣痛の痛みが増してきても、割と落ち着いて過ごす事ができました。
人工破膜し1時間後、看護師さんが陣痛モニターを持って訪室。
のそのそとベッドに移動しモニター装着
余裕がなくなってきている感じを、スタンプ編集して表現。笑
そして看護師さんは退室(一応波形は有線でナースステーションでも見えるようになっているようでした)
残念ながら看護学生時代の記憶を手繰り寄せても、モニターの波形を読み解く事はできず…
とりあえず赤ちゃんの心拍を確認しながら過ごしていると、麻酔科の先生が訪室。
どうやら無痛分娩の為の硬膜外麻酔やらないのかとのお誘い。
んー…確かに痛いといえば痛いけど、これくらいなら大丈夫そうだしな…
と思い断るも
「なんでやらないの⁉︎みんなやってるのに。ってか硬膜外麻酔知ってる?これは背中に…」
と、硬膜外麻酔とは何ぞやを説明し始める先生。
いや知ってますよ?元手術室看護師ですから!敢えてやらない事を選んでいるんです!!
と言う思いを込めて、陣痛の波に耐えながら全力で
「I know!!」と返答。
不満そうな顔で先生退室。
多分無痛やれば、先生にその分マージンが入ってくるからかな…とか邪推してしまう笑
そんな静かな戦い?を終え、陣痛モニターも撤去されてしまったのでバランスボールを再開しながら過ごす。(特に何も言われなかったけど、大丈夫ってことでモニター外されたのかな…)
人工破膜して2時間後、助手の先生が訪室し内診。
子宮口は8センチまで開いているとの事。
おぉ…いよいよ後半戦に…!!
そして助手の先生から
「あなたすごいわね!!他の人は(子宮口が)3センチ開いただけで痛みに耐えられず硬膜外麻酔するのに!!」と、お褒めの言葉が。
え、3センチって全然痛くなかったんですけど…痛みの閾値が高いのかな…
「いきみたくなったら教えてね」と言い残し助手の先生退室。
再びバランスボールを再開するも、どんどん陣痛が強くなってきていてほぼ座っているだけで精いっぱいな状況に。
因みに渡航前先輩ママである友人に「いきみ逃しにテニスボールをおしりに充てるといいよ」と言われていたので、一応家にあった野球ボールを持参していたのですが、バランスボールに座ることで同じような効果があったのか使用しませんでした。
尾てい骨の辺りがズンズン痛み出してきて、さすがにもう出そう…出したい…!!
よたよたとベッドに戻り、ナースコールを押す。この時点で人工破膜から3時間過ぎ。
来てくれた看護師さんに「I want to push...(いきみたいです)」と伝える。(「いきむ」は英語で「push」でした。分かりやすい。)
しばらくしてからスタッフ数名と共にストレッチャー登場。そして主治医の先生も登場。
特に内診することもなく
「いきみたかったらいきんでいいのよ」と。
え、いいの?でもいきむならちゃんと分娩室でいきみたいっす…
なんて思っているうちに、するっとストレッチャーに移乗させられ分娩室へ向かう事に。
いよいよその時がやってくる…!!
次回感動と笑い(?)の、出産編最終章になります。